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フリーランス・小規模事業

下請法違反(買いたたき・支払遅延・減額)

不当な取引条件を、行政の窓口と法的手続きの両輪で正す

弁護士に依頼しなくても、このトラブルは自分の名前で進められます。 このページでは、まず何をすればいいか、どんな証拠を残しておくか、 話し合いから裁判所の手続きまでどう進むのかを、順番に説明します。

まず、自分でできること(2つ)

いきなり内容証明や裁判ではありません。多くの困りごとは、この段階で片づきます。

  1. 1まず相手に、通常の連絡で確認・指摘する

    見落とし・引継ぎミスであることもあり、まずは普通に確認する方が早いことがあります。

    • 「支払いが遅れています」「単価が急に下がっています」等、具体的に伝える
    • 過去の単価・支払期日との違いを示す
    • 返事の期限を示す

    とばしてよい場合: すでに何度も伝えていて改善されない場合は、次のステップに進んでください。

  2. 2無料の行政窓口に相談する

    取適法(下請法)が使える取引かどうかの判断は専門的になることが多く、無料で相談でき、匿名の相談も可能です。

    • 全国中小企業振興機関協会が運営する「取引かけこみ寺」(旧・下請かけこみ寺)を検索して相談する
    • 公正取引委員会・中小企業庁の窓口も選択肢です(匿名可)
    • 状況と証拠(発注書・見積書・支払い記録)をまとめてから相談すると話が早いです

それでも解決しないときは
それでも改善されない場合は、ここからが私の出番です。証拠を整理し、是正・差額支払いを求める通知書の下書きから、支払督促(=裁判所から相手に「払いなさい」と書類で命じてもらう手続き)・少額訴訟まで一緒に進めます。

解決までの流れ(5段階)

  1. 1 証拠を集める発注書・見積書・支払記録
  2. 2 下請法の適用を確認する資本金区分・委託の種類
  3. 3 違反行為を特定する買いたたき・支払遅延・減額 等
  4. 4 是正を求める通知書を送る・行政窓口に相談
  5. 5 法的手続き支払督促・少額訴訟・通常訴訟

実際にどの段階まで進むかは相手の出方で変わります。1つ目で終わることも珍しくありません。

集めておきたい証拠(7点)

あとから集めるのは難しいものが多いので、思い立った日に手元にあるものを写真に撮っておくのが一番確実です。

  • E1発注書・注文書(単価・数量・納期の記載)
  • E2見積書・過去の取引単価がわかる資料(買いたたきの立証に重要)
  • E3納品書・検収記録
  • E4請求書・支払明細(支払期日と実際の入金日がわかるもの)
  • E5減額・支払遅延を求められた・行われたことがわかるやり取り(メール・メッセージ)
  • E6双方の資本金がわかる資料(登記事項証明書・会社概要等)
  • E7取引かけこみ寺・公正取引委員会等への相談記録(あれば)

この件で使う書面

下の書面は、ミカタが聞き取った内容をもとに下書きを作ります。印刷して出すのはご本人です。

  • 下請法違反是正・差額支払請求通知書支払遅延・不当な減額・買いたたきの是正と、差額と遅延利息の支払いを求める書面。
  • 少額訴訟の訴状60万円までのお金の請求を、原則1回の裁判の日で終わらせる手続き(少額訴訟)の申込み書類。
  • 支払督促申立書裁判所に行かず、書類だけで相手に「払いなさい」と命じてもらう手続き(支払督促=しはらいとくそく)の申込み書類。金額の上限はありません。
  • 訴状(通常訴訟)60万円をこえる請求や、相手が強く争いそうなときに使う、ふつうの裁判の申込み書類(訴状=そじょう)。
  • 証拠説明書裁判所に出す証拠の一覧表。集めた証拠から自動で作ります。
  • 期日の準備メモ(想定問答つき)裁判の当日に話すことと、聞かれそうな質問への答えをまとめたメモ。裁判所には出さず、手元で見る用です。
  • 準備書面(反論)裁判が始まったあと、相手の言い分への反論や、自分の言い分の補足を裁判所に伝える書類(準備書面=じゅんびしょめん)。
  • 相手から本当に取れるかチェックシート(回収の見込み)裁判に進む前に、相手に払う力があるか・どこから取れるかを整理するシート。勝っても取れない「やり損」を防ぐための手元用です。

よくある質問

下請法違反(買いたたき・支払遅延・減額)の問題は、弁護士に頼まないと進められませんか?

いいえ。日本の民事の手続きは、本人が自分の名前で行えます。内容証明を送る、調停や訴訟を申し立てる、期日に出て話す——いずれも弁護士に依頼しなければできない決まりはありません。これを本人訴訟と呼びます。争いが複雑・高額なときは弁護士に依頼したほうが有利なことが多いので、途中から切り替えることもできます。

下請法違反(買いたたき・支払遅延・減額)で、いちばん最初にやることは何ですか?

一般的には「まず相手に、通常の連絡で確認・指摘する」から始めます。見落とし・引継ぎミスであることもあり、まずは普通に確認する方が早いことがあります。

下請法違反(買いたたき・支払遅延・減額)を自分で進めると、いくらかかりますか?

自分で進めるときにかかるのは、原則として実費だけです。たとえばe内容証明が1,295円から、裁判所に納める収入印紙や郵便切手は請求する金額によって変わります。弁護士に最初から依頼すると、着手金と成功報酬が別にかかるのが一般的です。具体的な金額は手続きと事案によって変わるので、裁判所や日本郵便の公式ページで最新の額を確かめてください。

ミカタは何をしてくれるのですか?

状況を聞き取って、次にやること1つを示します。集めるべき証拠のチェックリストを作り、内容証明や申立書の下書きを用意し、期限が近づいたらお知らせします。ミカタは弁護士ではないので、個別の法的助言や、相手方との交渉の代行は行いません。相手に書面を送る・裁判所に出すのは、すべてご本人が行います。

下請法違反(買いたたき・支払遅延・減額)を、今日から一歩進める

ミカタは、あなたの状況を聞き取って「次にやること1つ」を出します。 証拠のチェック、書面の下書き、期限のお知らせまで、最後まで並走します。 メールアドレスだけで始められて、無料プランがあります。

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