共有名義の土地・家を分けたい・売りたい
まず話し合い、まとまらなければ裁判所に分け方を決めてもらう
弁護士に依頼しなくても、このトラブルは自分の名前で進められます。 このページでは、まず何をすればいいか、どんな証拠を残しておくか、 話し合いから裁判所の手続きまでどう進むのかを、順番に説明します。
まず、自分でできること(4つ)
いきなり内容証明や裁判ではありません。多くの困りごとは、この段階で片づきます。
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1登記簿で共有者と持分を確認する
共有者が誰で、それぞれどれくらいの持分を持っているかが分からないと、話し合いも手続きも始められません。
- 法務局で登記事項証明書を取得する(オンライン申請も可能)
- 抵当権など担保が付いていないかも合わせて確認する
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2他の共有者に、使い方や希望を聞いてみる
分割の方法は共有者どうしの話し合いが出発点です。いきなり法的手続きに進む前に、普通の会話で意向を確かめておくと解決も早まります。
- 「このままにするか、売るか、分けるか」を率直に聞いてみる
- 急に高額な請求や決めつけをしない
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3連絡が取れない共有者がいないか確認する
所在が分からない共有者がいる場合、通常の話し合いとは別の制度(持分の取得を裁判所に求める手続き)があります。
- 戸籍の附票などで最後に分かっている住所を確認する
- 手紙を送って反応があるか確かめる
とばしてよい場合: 共有者全員と連絡が取れている場合は不要です。
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4法テラスなど無料相談を使う
分割方法の選び方や、実際に訴訟まで進めるべきかは、早い段階で専門家に相談すると見通しが立ちやすくなります。
- 法テラスの無料相談(収入等の要件あり)を予約する
それでも解決しないときは
共有者の状況と希望が見えてきたら、ここからが出番です。話し合いの申入れ書の下書きや、訴訟に進む場合の相談メモづくりを一緒に進めます。
解決までの流れ(5段階)
- 1 共有の状況を確認する登記簿で共有者と持分割合を確認する
- 2 他の共有者と話し合う使い方・売却・分け方の希望を聞く
- 3 分け方の選択肢を知る現物分割・賠償分割・競売分割・持分の譲渡
- 4 連絡が取れない共有者がいないか確認する所在等不明共有者の持分取得の制度
- 5 まとまらなければ裁判所へ共有物分割訴訟
実際にどの段階まで進むかは相手の出方で変わります。1つ目で終わることも珍しくありません。
集めておきたい証拠(7点)
あとから集めるのは難しいものが多いので、思い立った日に手元にあるものを写真に撮っておくのが一番確実です。
- E1不動産の登記事項証明書(共有者全員の氏名・持分割合)
- E2固定資産評価証明書(土地・建物の評価額の目安)
- E3誰がどう使っているか分かる資料(居住・賃貸・空き家のいずれか、写真等)
- E4他の共有者との話し合いの記録(提案内容・返答)
- E5共有に至った経緯がわかる資料(相続の場合は遺産分割協議書・戸籍等)
- E6抵当権など担保が付いていないかの確認(登記簿の乙区)
- E7境界がわかる資料(測量図・隣地との境界確認書、あれば)
この件で使う書面
下の書面は、ミカタが聞き取った内容をもとに下書きを作ります。印刷して出すのはご本人です。
- 共有物の分割についての話し合い申入れ書他の共有者に対して、不動産の分割・売却の方法について話し合いたいと申し入れる書面。まず穏やかに話し合いのきっかけを作るためのもので、訴訟の前段階として使う。
- 弁護士・司法書士相談持参メモ(共有物分割の進め方)共有物分割訴訟は不動産の評価や分筆の可否など専門的な判断が必要になる。弁護士・司法書士への相談に持参できるよう、状況を整理するメモ。実際の訴状作成・提出は専門家への依頼が現実的。
よくある質問
共有名義の土地・家を分けたい・売りたいの問題は、弁護士に頼まないと進められませんか?
いいえ。日本の民事の手続きは、本人が自分の名前で行えます。内容証明を送る、調停や訴訟を申し立てる、期日に出て話す——いずれも弁護士に依頼しなければできない決まりはありません。これを本人訴訟と呼びます。争いが複雑・高額なときは弁護士に依頼したほうが有利なことが多いので、途中から切り替えることもできます。
共有名義の土地・家を分けたい・売りたいで、いちばん最初にやることは何ですか?
一般的には「登記簿で共有者と持分を確認する」から始めます。共有者が誰で、それぞれどれくらいの持分を持っているかが分からないと、話し合いも手続きも始められません。
共有名義の土地・家を分けたい・売りたいを自分で進めると、いくらかかりますか?
自分で進めるときにかかるのは、原則として実費だけです。たとえばe内容証明が1,295円から、裁判所に納める収入印紙や郵便切手は請求する金額によって変わります。弁護士に最初から依頼すると、着手金と成功報酬が別にかかるのが一般的です。具体的な金額は手続きと事案によって変わるので、裁判所や日本郵便の公式ページで最新の額を確かめてください。
ミカタは何をしてくれるのですか?
状況を聞き取って、次にやること1つを示します。集めるべき証拠のチェックリストを作り、内容証明や申立書の下書きを用意し、期限が近づいたらお知らせします。ミカタは弁護士ではないので、個別の法的助言や、相手方との交渉の代行は行いません。相手に書面を送る・裁判所に出すのは、すべてご本人が行います。
共有名義の土地・家を分けたい・売りたいを、今日から一歩進める
ミカタは、あなたの状況を聞き取って「次にやること1つ」を出します。 証拠のチェック、書面の下書き、期限のお知らせまで、最後まで並走します。 メールアドレスだけで始められて、無料プランがあります。
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