写真・作品を無断使用された(肖像権・著作権)
無断使用の証拠を集め、利用中止と賠償を求める
弁護士に依頼しなくても、このトラブルは自分の名前で進められます。 このページでは、まず何をすればいいか、どんな証拠を残しておくか、 話し合いから裁判所の手続きまでどう進むのかを、順番に説明します。
まず、自分でできること(4つ)
いきなり内容証明や裁判ではありません。多くの困りごとは、この段階で片づきます。
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1無断使用されている箇所を、消される前に保存する
相手が気づいて削除すると、証拠が残らなくなります。
- 使用箇所を、URL・日時が写るようにスクリーンショットする
- 自分がオリジナルの制作者・被写体であることを示す記録(元データ・Exif情報等)も確認しておく
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2著作権侵害か、肖像権侵害かを整理する
どちらに当たるかで、主張の組み立て方が変わります。
- 写真・イラスト・文章等の作品が無断使用されているなら著作権侵害
- 自分の顔・容姿が写った写真が無断使用されているなら肖像権侵害(両方に当てはまることもあります)
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3まずプラットフォームに著作権・肖像権侵害として通報する
無料で、比較的早く削除してもらえることがあります。
- 投稿のある媒体の通報フォームから申請する
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4商用利用されているか確認する
広告や商品に使われている場合、経済的な損害も主張できる可能性があります。
- 使用されている媒体(広告・商品パッケージ等)を確認する
とばしてよい場合: 個人のSNS投稿等、商用利用でなければ不要です。
それでも解決しないときは
通報しても削除されない、または損害賠償も求めたいときは、ここからが出番です。警告書を一緒に作ります。
解決までの流れ(5段階)
- 1 証拠を確保する使用箇所のスクショ・URL・制作日時
- 2 侵害の種類を整理する著作権か肖像権か
- 3 利用中止・削除を求める警告書を送る
- 4 交渉する金額・削除確認
- 5 解決する削除確認・示談・提訴
実際にどの段階まで進むかは相手の出方で変わります。1つ目で終わることも珍しくありません。
集めておきたい証拠(7点)
あとから集めるのは難しいものが多いので、思い立った日に手元にあるものを写真に撮っておくのが一番確実です。
- E1無断使用されている投稿・広告等のスクリーンショット(URL・日時が写るもの)
- E2自分がオリジナルの制作者/被写体であることを示す証拠(元データ・Exif情報・制作過程のファイル・契約書等)
- E3撮影日・制作日がわかる資料(元ファイルの作成日時、投稿履歴等)
- E4相手が誰か(アカウント名・会社名・連絡先)がわかる資料
- E5商用利用されている場合はその実態がわかる資料(広告への流用・商品への使用等)
- E6過去に許諾を与えていないことの確認(許諾した記憶がある場合はその範囲のメモ)
- E7被害の程度(精神的苦痛・信用への影響等)のメモ
この件で使う書面
下の書面は、ミカタが聞き取った内容をもとに下書きを作ります。印刷して出すのはご本人です。
- 無断使用に関する警告書(利用中止・削除・損害賠償請求)無断で使用している相手に対し、利用の中止・削除と損害賠償を求める書面。内容証明(=いつ・どんな文面を送ったかを郵便局が証明してくれる手紙)での送付をおすすめします。
- 訴状(通常訴訟)60万円をこえる請求や、相手が強く争いそうなときに使う、ふつうの裁判の申込み書類(訴状=そじょう)。
- 証拠説明書裁判所に出す証拠の一覧表。集めた証拠から自動で作ります。
- 期日の準備メモ(想定問答つき)裁判の当日に話すことと、聞かれそうな質問への答えをまとめたメモ。裁判所には出さず、手元で見る用です。
- 準備書面(反論)裁判が始まったあと、相手の言い分への反論や、自分の言い分の補足を裁判所に伝える書類(準備書面=じゅんびしょめん)。
- 相手から本当に取れるかチェックシート(回収の見込み)裁判に進む前に、相手に払う力があるか・どこから取れるかを整理するシート。勝っても取れない「やり損」を防ぐための手元用です。
よくある質問
写真・作品を無断使用された(肖像権・著作権)の問題は、弁護士に頼まないと進められませんか?
いいえ。日本の民事の手続きは、本人が自分の名前で行えます。内容証明を送る、調停や訴訟を申し立てる、期日に出て話す——いずれも弁護士に依頼しなければできない決まりはありません。これを本人訴訟と呼びます。争いが複雑・高額なときは弁護士に依頼したほうが有利なことが多いので、途中から切り替えることもできます。
写真・作品を無断使用された(肖像権・著作権)で、いちばん最初にやることは何ですか?
一般的には「無断使用されている箇所を、消される前に保存する」から始めます。相手が気づいて削除すると、証拠が残らなくなります。
写真・作品を無断使用された(肖像権・著作権)を自分で進めると、いくらかかりますか?
自分で進めるときにかかるのは、原則として実費だけです。たとえばe内容証明が1,295円から、裁判所に納める収入印紙や郵便切手は請求する金額によって変わります。弁護士に最初から依頼すると、着手金と成功報酬が別にかかるのが一般的です。具体的な金額は手続きと事案によって変わるので、裁判所や日本郵便の公式ページで最新の額を確かめてください。
ミカタは何をしてくれるのですか?
状況を聞き取って、次にやること1つを示します。集めるべき証拠のチェックリストを作り、内容証明や申立書の下書きを用意し、期限が近づいたらお知らせします。ミカタは弁護士ではないので、個別の法的助言や、相手方との交渉の代行は行いません。相手に書面を送る・裁判所に出すのは、すべてご本人が行います。
写真・作品を無断使用された(肖像権・著作権)を、今日から一歩進める
ミカタは、あなたの状況を聞き取って「次にやること1つ」を出します。 証拠のチェック、書面の下書き、期限のお知らせまで、最後まで並走します。 メールアドレスだけで始められて、無料プランがあります。
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