中古車の購入トラブル
車の欠陥を理由に、修理・返金・解除を求める
弁護士に依頼しなくても、このトラブルは自分の名前で進められます。 このページでは、まず何をすればいいか、どんな証拠を残しておくか、 話し合いから裁判所の手続きまでどう進むのかを、順番に説明します。
まず、自分でできること(2つ)
いきなり内容証明や裁判ではありません。多くの困りごとは、この段階で片づきます。
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1不具合に気づいたら、早めに売主へ伝える
民法上、知ってから1年以内に売主へ通知しないと、契約不適合責任を追及できなくなることがあります。気づいたらすぐ連絡するのが安全です。
- 気づいた日をメモする
- 電話や店頭で、まず不具合の内容を伝える
- 伝えた日時・相手の反応をメモする
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2修理に出す前に、不具合の状態を記録する
直してしまうと、不適合があったことを示す証拠(状態そのもの)が失われてしまいます。
- 破損・不具合の写真や動画を撮る
- 修理・整備工場の見積書や診断書をもらう
とばしてよい場合: 走行に危険がある等、安全のためすぐ修理が必要な場合は安全を優先してください。
それでも解決しないときは
売主が「現状渡しだから」等と対応を拒む、または話し合いで解決しないときは、ここからが出番です。契約不適合(=買った車が契約で決めた内容と違うこと)を理由にした請求書を一緒に作り、必要なら少額訴訟まで考えます。
解決までの流れ(5段階)
- 1 契約内容を確認する現状渡し特約・保証範囲
- 2 不具合の証拠を集める修復歴・故障の記録
- 3 対応を求める追完→減額→解除の順で検討
- 4 交渉する販売店との話し合い
- 5 応じなければ法的手続き少額訴訟・弁護士相談
実際にどの段階まで進むかは相手の出方で変わります。1つ目で終わることも珍しくありません。
集めておきたい証拠(6点)
あとから集めるのは難しいものが多いので、思い立った日に手元にあるものを写真に撮っておくのが一番確実です。
- E1売買契約書・注文書(特約条項含む全ページ)
- E2車両状態表・修復歴の記載(販売時に提示されたもの)
- E3不具合・故障の記録(修理見積書・整備工場の診断書)
- E4走行距離・メーターの記録(納車時と現在の比較)
- E5販売店とのやり取り(広告・説明時の会話メモ・メール)
- E6支払いの記録(契約金額がわかる領収書・振込明細)
この件で使う書面
下の書面は、ミカタが聞き取った内容をもとに下書きを作ります。印刷して出すのはご本人です。
- 修理・代金減額・解除の請求書契約不適合を理由に、修理・代金減額・契約解除を求める書面。e内容証明(=送った文面をネットで郵便局に証明してもらう送り方)での送付を推奨。
よくある質問
中古車の購入トラブルの問題は、弁護士に頼まないと進められませんか?
いいえ。日本の民事の手続きは、本人が自分の名前で行えます。内容証明を送る、調停や訴訟を申し立てる、期日に出て話す——いずれも弁護士に依頼しなければできない決まりはありません。これを本人訴訟と呼びます。争いが複雑・高額なときは弁護士に依頼したほうが有利なことが多いので、途中から切り替えることもできます。
中古車の購入トラブルで、いちばん最初にやることは何ですか?
一般的には「不具合に気づいたら、早めに売主へ伝える」から始めます。民法上、知ってから1年以内に売主へ通知しないと、契約不適合責任を追及できなくなることがあります。気づいたらすぐ連絡するのが安全です。
中古車の購入トラブルを自分で進めると、いくらかかりますか?
自分で進めるときにかかるのは、原則として実費だけです。たとえばe内容証明が1,295円から、裁判所に納める収入印紙や郵便切手は請求する金額によって変わります。弁護士に最初から依頼すると、着手金と成功報酬が別にかかるのが一般的です。具体的な金額は手続きと事案によって変わるので、裁判所や日本郵便の公式ページで最新の額を確かめてください。
ミカタは何をしてくれるのですか?
状況を聞き取って、次にやること1つを示します。集めるべき証拠のチェックリストを作り、内容証明や申立書の下書きを用意し、期限が近づいたらお知らせします。ミカタは弁護士ではないので、個別の法的助言や、相手方との交渉の代行は行いません。相手に書面を送る・裁判所に出すのは、すべてご本人が行います。
中古車の購入トラブルを、今日から一歩進める
ミカタは、あなたの状況を聞き取って「次にやること1つ」を出します。 証拠のチェック、書面の下書き、期限のお知らせまで、最後まで並走します。 メールアドレスだけで始められて、無料プランがあります。
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