ミカタ あなたの側に立つ、法律のミカタ
買い物・消費者トラブル

電力・ガス自由化の勧誘トラブル

誤解を招く説明・無断切替を整理し、契約を戻す

弁護士に依頼しなくても、このトラブルは自分の名前で進められます。 このページでは、まず何をすればいいか、どんな証拠を残しておくか、 話し合いから裁判所の手続きまでどう進むのかを、順番に説明します。

まず、自分でできること(3つ)

いきなり内容証明や裁判ではありません。多くの困りごとは、この段階で片づきます。

  1. 1どうやって契約したか思い出す(訪問・電話・郵送)

    訪問・電話勧誘ならクーリングオフが使えます。郵送やWeb申込みだと使えないことが多く、対応が変わります。

    • 契約書面・申込み完了メールを確認する
  2. 2契約書面を受け取ってから8日以内か数える

    訪問・電話勧誘なら、8日以内であれば無条件に解除できます。

    • 契約書面の受領日を確認する

    とばしてよい場合: 郵送・Web申込みなど、訪問・電話勧誘でない場合は不要です。

  3. 3新しい事業者に事情を伝え、契約解消を申し出る

    書面を送る前に、まず直接申し出ることで早く解決することもあります。

    • 新しい事業者のカスタマーセンターに、契約した覚えがない・説明が違った旨を伝える
    • 元の事業者への切替が可能か確認する

それでも解決しないときは
事業者が応じない場合は、ここからが私の出番です。クーリングオフや契約差戻しを求める通知書を一緒に作ります。

解決までの流れ(5段階)

  1. 1 勧誘の経緯を確認する訪問・電話・郵送のどれか
  2. 2 クーリングオフの余地を確認する訪問・電話勧誘なら8日以内
  3. 3 契約解除・契約差戻しを求める新旧の事業者双方へ連絡
  4. 4 相談窓口につなぐ電力・ガス取引監視等委員会・消費生活センター
  5. 5 解決する契約の解消・元の契約への復帰・差額精算

実際にどの段階まで進むかは相手の出方で変わります。1つ目で終わることも珍しくありません。

集めておきたい証拠(6点)

あとから集めるのは難しいものが多いので、思い立った日に手元にあるものを写真に撮っておくのが一番確実です。

  • E1契約書面・申込み完了メール(受領日・契約内容がわかるもの)
  • E2勧誘時の説明内容のメモ・録音(「必ず安くなる」等の表示があれば)
  • E3検針票・請求書(切替前後の料金がわかるもの)
  • E4契約した覚えがない場合、その旨の確認メモ(電話・訪問の記憶の有無)
  • E5事業者とのやり取り(電話メモ・メール・問い合わせフォームの送信履歴)
  • E6元の契約(切替前の電力・ガス会社)の契約情報

この件で使う書面

下の書面は、ミカタが聞き取った内容をもとに下書きを作ります。印刷して出すのはご本人です。

  • 電力・ガス契約のクーリングオフ通知書(訪問・電話勧誘の場合)訪問・電話勧誘で契約した電力・ガス供給契約を、特定商取引法に基づき解除する通知書。
  • 契約差戻し・差額精算請求書(クーリングオフ対象外の場合)通信販売等でクーリングオフの対象にならない場合の書面。説明内容の問題を指摘し、契約差戻し・差額精算を求める。

よくある質問

電力・ガス自由化の勧誘トラブルの問題は、弁護士に頼まないと進められませんか?

いいえ。日本の民事の手続きは、本人が自分の名前で行えます。内容証明を送る、調停や訴訟を申し立てる、期日に出て話す——いずれも弁護士に依頼しなければできない決まりはありません。これを本人訴訟と呼びます。争いが複雑・高額なときは弁護士に依頼したほうが有利なことが多いので、途中から切り替えることもできます。

電力・ガス自由化の勧誘トラブルで、いちばん最初にやることは何ですか?

一般的には「どうやって契約したか思い出す(訪問・電話・郵送)」から始めます。訪問・電話勧誘ならクーリングオフが使えます。郵送やWeb申込みだと使えないことが多く、対応が変わります。

電力・ガス自由化の勧誘トラブルを自分で進めると、いくらかかりますか?

自分で進めるときにかかるのは、原則として実費だけです。たとえばe内容証明が1,295円から、裁判所に納める収入印紙や郵便切手は請求する金額によって変わります。弁護士に最初から依頼すると、着手金と成功報酬が別にかかるのが一般的です。具体的な金額は手続きと事案によって変わるので、裁判所や日本郵便の公式ページで最新の額を確かめてください。

ミカタは何をしてくれるのですか?

状況を聞き取って、次にやること1つを示します。集めるべき証拠のチェックリストを作り、内容証明や申立書の下書きを用意し、期限が近づいたらお知らせします。ミカタは弁護士ではないので、個別の法的助言や、相手方との交渉の代行は行いません。相手に書面を送る・裁判所に出すのは、すべてご本人が行います。

電力・ガス自由化の勧誘トラブルを、今日から一歩進める

ミカタは、あなたの状況を聞き取って「次にやること1つ」を出します。 証拠のチェック、書面の下書き、期限のお知らせまで、最後まで並走します。 メールアドレスだけで始められて、無料プランがあります。

無料ではじめる

買い物・消費者トラブルの、ほかの困りごと

困りごとの一覧をすべて見る →

ミカタへのご意見・ご要望

「分かりにくかった」「こうしてほしい」「ここが動かない」など、なんでも書いてください。いただいた声はみんなの声で状況を公開し、ミカタを良くするために使います(返信はお約束できません)。個人を特定できる情報は書かなくて大丈夫です。