個人間売買(車・チケット等)の未払い
契約成立の証拠を固め、支払い・引渡しか、契約の解除かを求める
弁護士に依頼しなくても、このトラブルは自分の名前で進められます。 このページでは、まず何をすればいいか、どんな証拠を残しておくか、 話し合いから裁判所の手続きまでどう進むのかを、順番に説明します。
まず、自分でできること(3つ)
いきなり内容証明や裁判ではありません。多くの困りごとは、この段階で片づきます。
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1売買条件のやり取りを保存する
ブロックされたり投稿が消えたりすると、合意内容を示す証拠がなくなってしまいます。今のうちに保存しておきましょう。
- 商品・金額・引渡し方法について話した投稿やメッセージをスクリーンショットで保存する
- 商品の状態が分かる写真も保存する
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2フリマアプリ経由なら、まず事務局に相談する
取引トラブルとして対応してもらえる場合があり、悪質なら相手の情報開示につながることもあります。
- 利用したアプリの取引トラブル窓口に、経緯を伝えて相談する
とばしてよい場合: SNS等での直接取引で、フリマアプリを使っていない場合は不要です。
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3まずは相手に、履行(支払い・引渡し)を求めてみる
いきなり書面より先に、率直に聞くことで解決することもあります。
- 「代金がまだ届いていません」「商品がまだ届いていません」と伝える
- やり取りは保存しておく
とばしてよい場合: すでに連絡が取れない、または無視されているときは、次の催告書に進んで大丈夫です。
それでも解決しないときは
直接頼んでも解決しない、または連絡が取れないときは、ここからが出番です。催告書を一緒に作り、相手が特定できていれば少額訴訟まで考えます。
解決までの流れ(5段階)
- 1 契約成立の証拠を集めるやり取り・条件の記録
- 2 相手を特定するフリマ事務局・SNS経由の調査
- 3 支払い・引渡し、または解除を求める支払い・引渡しか、返金か
- 4 法的手続きを検討する支払督促(=裁判所から相手に「払え」と命じてもらう手続き)・少額訴訟
- 5 解決する支払い・返金・回収
実際にどの段階まで進むかは相手の出方で変わります。1つ目で終わることも珍しくありません。
集めておきたい証拠(6点)
あとから集めるのは難しいものが多いので、思い立った日に手元にあるものを写真に撮っておくのが一番確実です。
- E1売買条件のやり取り(メッセージ・投稿。商品・金額・引渡し方法の合意)
- E2商品の状態がわかる写真(出品時・引渡し時)
- E3支払いの記録(振込明細・現金の場合は受領書)
- E4引渡し・発送の記録(発送伝票・追跡番号、車両なら車検証・名義変更書類)
- E5相手のプロフィール・連絡先情報(フリマID・SNSアカウント・電話番号等、判明している範囲)
- E6催告・請求のやり取りの記録
この件で使う書面
下の書面は、ミカタが聞き取った内容をもとに下書きを作ります。印刷して出すのはご本人です。
- 代金支払い(または商品引渡し)催告書個人間売買の相手に対して、代金の支払いまたは商品の引渡しを催告する書面。応じない場合は契約解除・返金請求に移行する前提。
- 少額訴訟の訴状60万円までのお金の請求を、原則1回の裁判の日で終わらせる手続き(少額訴訟)の申込み書類。
- 支払督促申立書裁判所に行かず、書類だけで相手に「払いなさい」と命じてもらう手続き(支払督促=しはらいとくそく)の申込み書類。金額の上限はありません。
- 訴状(通常訴訟)60万円をこえる請求や、相手が強く争いそうなときに使う、ふつうの裁判の申込み書類(訴状=そじょう)。
- 証拠説明書裁判所に出す証拠の一覧表。集めた証拠から自動で作ります。
- 期日の準備メモ(想定問答つき)裁判の当日に話すことと、聞かれそうな質問への答えをまとめたメモ。裁判所には出さず、手元で見る用です。
- 準備書面(反論)裁判が始まったあと、相手の言い分への反論や、自分の言い分の補足を裁判所に伝える書類(準備書面=じゅんびしょめん)。
- 相手から本当に取れるかチェックシート(回収の見込み)裁判に進む前に、相手に払う力があるか・どこから取れるかを整理するシート。勝っても取れない「やり損」を防ぐための手元用です。
よくある質問
個人間売買(車・チケット等)の未払いの問題は、弁護士に頼まないと進められませんか?
いいえ。日本の民事の手続きは、本人が自分の名前で行えます。内容証明を送る、調停や訴訟を申し立てる、期日に出て話す——いずれも弁護士に依頼しなければできない決まりはありません。これを本人訴訟と呼びます。争いが複雑・高額なときは弁護士に依頼したほうが有利なことが多いので、途中から切り替えることもできます。
個人間売買(車・チケット等)の未払いで、いちばん最初にやることは何ですか?
一般的には「売買条件のやり取りを保存する」から始めます。ブロックされたり投稿が消えたりすると、合意内容を示す証拠がなくなってしまいます。今のうちに保存しておきましょう。
個人間売買(車・チケット等)の未払いを自分で進めると、いくらかかりますか?
自分で進めるときにかかるのは、原則として実費だけです。たとえばe内容証明が1,295円から、裁判所に納める収入印紙や郵便切手は請求する金額によって変わります。弁護士に最初から依頼すると、着手金と成功報酬が別にかかるのが一般的です。具体的な金額は手続きと事案によって変わるので、裁判所や日本郵便の公式ページで最新の額を確かめてください。
ミカタは何をしてくれるのですか?
状況を聞き取って、次にやること1つを示します。集めるべき証拠のチェックリストを作り、内容証明や申立書の下書きを用意し、期限が近づいたらお知らせします。ミカタは弁護士ではないので、個別の法的助言や、相手方との交渉の代行は行いません。相手に書面を送る・裁判所に出すのは、すべてご本人が行います。
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ミカタは、あなたの状況を聞き取って「次にやること1つ」を出します。 証拠のチェック、書面の下書き、期限のお知らせまで、最後まで並走します。 メールアドレスだけで始められて、無料プランがあります。
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