ミカタ あなたの側に立つ、法律のミカタ
近隣・生活

近くの工事の騒音・振動・家のひび割れ

業者・自治体への申入れと、公的なあっせん・調停で対応する

弁護士に依頼しなくても、このトラブルは自分の名前で進められます。 このページでは、まず何をすればいいか、どんな証拠を残しておくか、 話し合いから裁判所の手続きまでどう進むのかを、順番に説明します。

まず、自分でできること(4つ)

いきなり内容証明や裁判ではありません。多くの困りごとは、この段階で片づきます。

  1. 1被害箇所を写真で記録する

    あとで施工業者や自治体に説明するとき、写真があると伝わりやすくなります。工事前の写真があれば特に重要です。

    • ひび割れ等があれば、今の状態を日付がわかる形で撮影する
    • 工事前の写真が手元にあれば探しておく
  2. 2施工業者・発注者に伝える

    まずは直接、状況を伝えて対応をお願いするのが最初のステップです。

    • 工事現場の看板に書かれた会社名・連絡先を控える
    • 被害の状況を伝え、対応をお願いする
  3. 3自治体に工事の届出状況を確認する

    一定規模の工事には自治体への届出義務があり、内容を確認できます。

    • 市区町村の環境課等に、この工事の届出があるか問い合わせる
  4. 4自治体の窓口に相談する

    行政が間に入って助言してくれることがあります。

    • これまでの記録を伝えて、対応や相談先を確認する

それでも解決しないときは
施工業者・自治体に相談しても解決しないときは、ここからが出番です。申入書の下書きを一緒に作ります。

解決までの流れ(5段階)

  1. 1 被害を記録する工事前後の写真・騒音振動の記録
  2. 2 施工業者・発注者に申し入れる工事看板の連絡先へ
  3. 3 自治体への届出を確認する特定建設作業の届出の有無
  4. 4 自治体の窓口・あっせんを検討する都道府県の公害審査会等
  5. 5 解決する補修・損害賠償・作業方法の見直し

実際にどの段階まで進むかは相手の出方で変わります。1つ目で終わることも珍しくありません。

集めておきたい証拠(6点)

あとから集めるのは難しいものが多いので、思い立った日に手元にあるものを写真に撮っておくのが一番確実です。

  • E1被害箇所の写真(工事前の写真があれば特に重要)
  • E2騒音・振動の記録(日時・程度、測定アプリの記録があれば)
  • E3施工業者・発注者の情報(工事看板の会社名・連絡先)
  • E4施工業者への相談・申入れの履歴
  • E5自治体への届出内容の確認結果(特定建設作業の届出)
  • E6補修費用の見積書(ひび割れ等の損害がある場合)

この件で使う書面

下の書面は、ミカタが聞き取った内容をもとに下書きを作ります。印刷して出すのはご本人です。

  • 施工業者・発注者への被害申入書近隣工事に伴う騒音・振動・ひび割れ等の被害について、施工業者または発注者に確認・対応を求める書面。
  • 相手から本当に取れるかチェックシート(回収の見込み)裁判に進む前に、相手に払う力があるか・どこから取れるかを整理するシート。勝っても取れない「やり損」を防ぐための手元用です。

よくある質問

近くの工事の騒音・振動・家のひび割れの問題は、弁護士に頼まないと進められませんか?

いいえ。日本の民事の手続きは、本人が自分の名前で行えます。内容証明を送る、調停や訴訟を申し立てる、期日に出て話す——いずれも弁護士に依頼しなければできない決まりはありません。これを本人訴訟と呼びます。争いが複雑・高額なときは弁護士に依頼したほうが有利なことが多いので、途中から切り替えることもできます。

近くの工事の騒音・振動・家のひび割れで、いちばん最初にやることは何ですか?

一般的には「被害箇所を写真で記録する」から始めます。あとで施工業者や自治体に説明するとき、写真があると伝わりやすくなります。工事前の写真があれば特に重要です。

近くの工事の騒音・振動・家のひび割れを自分で進めると、いくらかかりますか?

自分で進めるときにかかるのは、原則として実費だけです。たとえばe内容証明が1,295円から、裁判所に納める収入印紙や郵便切手は請求する金額によって変わります。弁護士に最初から依頼すると、着手金と成功報酬が別にかかるのが一般的です。具体的な金額は手続きと事案によって変わるので、裁判所や日本郵便の公式ページで最新の額を確かめてください。

ミカタは何をしてくれるのですか?

状況を聞き取って、次にやること1つを示します。集めるべき証拠のチェックリストを作り、内容証明や申立書の下書きを用意し、期限が近づいたらお知らせします。ミカタは弁護士ではないので、個別の法的助言や、相手方との交渉の代行は行いません。相手に書面を送る・裁判所に出すのは、すべてご本人が行います。

近くの工事の騒音・振動・家のひび割れを、今日から一歩進める

ミカタは、あなたの状況を聞き取って「次にやること1つ」を出します。 証拠のチェック、書面の下書き、期限のお知らせまで、最後まで並走します。 メールアドレスだけで始められて、無料プランがあります。

無料ではじめる

近隣・生活の、ほかの困りごと

困りごとの一覧をすべて見る →

ミカタへのご意見・ご要望

「分かりにくかった」「こうしてほしい」「ここが動かない」など、なんでも書いてください。いただいた声はみんなの声で状況を公開し、ミカタを良くするために使います(返信はお約束できません)。個人を特定できる情報は書かなくて大丈夫です。