事実婚・内縁の解消(財産・慰謝料)
内縁関係の実態を整理し、財産と慰謝料の請求を進める
弁護士に依頼しなくても、このトラブルは自分の名前で進められます。 このページでは、まず何をすればいいか、どんな証拠を残しておくか、 話し合いから裁判所の手続きまでどう進むのかを、順番に説明します。
まず、自分でできること(2つ)
いきなり内容証明や裁判ではありません。多くの困りごとは、この段階で片づきます。
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1内縁関係の実態がわかる記録を確保する
同居や生計を共にしていたことを示す記録は、内縁関係の存在そのものを裏付ける重要な材料です。
- 住民票(同一世帯)、公共料金の支払記録を確保する
- 同居開始日や周囲への紹介の様子がわかるものを集める
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2まずは相手に、財産の清算について話す
感情的に通知書を送る前に、話し合いで解決できないかを一度確認しておくと、その後の対応を判断しやすくなります。
- 共有していた財産をどう分けるか、落ち着いて話す
- 話した内容は、あとで簡単にメモしておく
とばしてよい場合: すでに連絡が取れない、または話し合いにならない場合は不要です。
それでも解決しないときは
話し合いで解決しない、または連絡が取れないときは、ここからが出番です。財産の清算と慰謝料を求める通知書を一緒に作ります。
解決までの流れ(5段階)
- 1 内縁関係の実態を確認する同居・生計を共にしていた期間
- 2 財産関係を整理する共有していた財産・分与の考え方
- 3 解消の経緯を確認する一方的な破棄かどうか
- 4 請求する内容証明(=送った文面を郵便局が証明する手紙)で通知を送る
- 5 交渉・法的手続きで解決する合意書の作成・訴訟提起
実際にどの段階まで進むかは相手の出方で変わります。1つ目で終わることも珍しくありません。
集めておきたい証拠(7点)
あとから集めるのは難しいものが多いので、思い立った日に手元にあるものを写真に撮っておくのが一番確実です。
- E1同居の実態を示す記録(住民票(同一世帯)、公共料金の支払記録)
- E2内縁関係が始まった時期・期間がわかる記録(同居開始日の記録、周囲への紹介の様子等)
- E3生計を共にしていたことがわかる記録(家計簿、共同名義の口座、家賃・光熱費の分担記録)
- E4共有・協力して築いた財産の記録(預金、不動産、家財等)
- E5解消(破棄)に至った経緯がわかるやり取り(メール・LINE)
- E6子どもがいる場合の状況(認知の有無、養育状況)
- E7婚姻の意思があったことを示す事情(結婚式・両家への挨拶・婚約の記録等)
この件で使う書面
下の書面は、ミカタが聞き取った内容をもとに下書きを作ります。印刷して出すのはご本人です。
- 内縁解消に伴う財産清算・慰謝料請求通知書内縁関係の相手に対し、財産の清算と(あてはまれば)慰謝料の支払いを求める書面。内容証明での送付を推奨。
- 訴状(通常訴訟)60万円をこえる請求や、相手が強く争いそうなときに使う、ふつうの裁判の申込み書類(訴状=そじょう)。
- 証拠説明書裁判所に出す証拠の一覧表。集めた証拠から自動で作ります。
- 期日の準備メモ(想定問答つき)裁判の当日に話すことと、聞かれそうな質問への答えをまとめたメモ。裁判所には出さず、手元で見る用です。
- 準備書面(反論)裁判が始まったあと、相手の言い分への反論や、自分の言い分の補足を裁判所に伝える書類(準備書面=じゅんびしょめん)。
- 相手から本当に取れるかチェックシート(回収の見込み)裁判に進む前に、相手に払う力があるか・どこから取れるかを整理するシート。勝っても取れない「やり損」を防ぐための手元用です。
よくある質問
事実婚・内縁の解消(財産・慰謝料)の問題は、弁護士に頼まないと進められませんか?
いいえ。日本の民事の手続きは、本人が自分の名前で行えます。内容証明を送る、調停や訴訟を申し立てる、期日に出て話す——いずれも弁護士に依頼しなければできない決まりはありません。これを本人訴訟と呼びます。争いが複雑・高額なときは弁護士に依頼したほうが有利なことが多いので、途中から切り替えることもできます。
事実婚・内縁の解消(財産・慰謝料)で、いちばん最初にやることは何ですか?
一般的には「内縁関係の実態がわかる記録を確保する」から始めます。同居や生計を共にしていたことを示す記録は、内縁関係の存在そのものを裏付ける重要な材料です。
事実婚・内縁の解消(財産・慰謝料)を自分で進めると、いくらかかりますか?
自分で進めるときにかかるのは、原則として実費だけです。たとえばe内容証明が1,295円から、裁判所に納める収入印紙や郵便切手は請求する金額によって変わります。弁護士に最初から依頼すると、着手金と成功報酬が別にかかるのが一般的です。具体的な金額は手続きと事案によって変わるので、裁判所や日本郵便の公式ページで最新の額を確かめてください。
ミカタは何をしてくれるのですか?
状況を聞き取って、次にやること1つを示します。集めるべき証拠のチェックリストを作り、内容証明や申立書の下書きを用意し、期限が近づいたらお知らせします。ミカタは弁護士ではないので、個別の法的助言や、相手方との交渉の代行は行いません。相手に書面を送る・裁判所に出すのは、すべてご本人が行います。
事実婚・内縁の解消(財産・慰謝料)を、今日から一歩進める
ミカタは、あなたの状況を聞き取って「次にやること1つ」を出します。 証拠のチェック、書面の下書き、期限のお知らせまで、最後まで並走します。 メールアドレスだけで始められて、無料プランがあります。
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